フライトシミュレーターで気軽に飛んでみませんか?

それではゆっくりとスロットルを全開にして離陸を開始しましょう!

 

70ktを超えたら操縦桿を引く

速度が70ktを超えたら、ゆっくりと操縦桿を手前に引きます。つまり実際に地面を離れるのは75kt以上の速度となります。
2Dコクピット

 

速度が75ktを切らないようにピッチを調整
目標高度500ft

ゆっくり滑走路を離れたら、速度が75ktを切らない程度のピッチをとります。また、飛ぶ方向はまっすぐ滑走路上を飛びます。目標高度は500ftです。
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操縦桿が中立になるようエレベーター・トリム調整

上昇中のイメージです。速度が75ktを切るようでしたら操縦桿を押しピッチを減らします。また、この操作に合わせて操縦桿の中立となるようにエレベーター・トリムを調整します。
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水平飛行は95〜100kt

Wキーを一度押すと、計器パネルの表示が変わり下の様な表示が出てきます。この表示で、滑走路端(スレッショールド)を越えるのを確認します。なお、500ftに到達したら水平飛行します。速度は90〜100ktくらいになる様にスロットルを調整します。勿論、水平飛行時もエレベーター・トリムを再調整します。
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滑走路端を越えると右旋回、目標のヘディング121度

滑走路端を越えると同時に10〜20度バンクの右旋回を開始し、ヘディングを約121度(つまり滑走路方向に対してプラス30度)にします。旋回終了時から約10秒をカウントします。図は旋回終了し飛行中。高度は550ftくらいになっていますが、気にしなくても結構です。少しオーバーしていても全然問題ありません。
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旋回終了から10秒、20度バンクの左旋回開始
速度は75ktを目標とする

10秒数え終えたら、20度バンクでの左旋回を開始します。この時、速度が75kt程度になる様にスロットルを絞ります。(ゆっくり減速すれば問題ありません) また、-500ft/min程度までのゆっくりした降下を開始します。10秒の数え方ですが、時計の秒針でも良いですし、自分で数えても構いません。自分で数えるときは、1 thousand 2 thousand の様に数えるとほぼ正確な10秒が数えられるでしょう。
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滑走路に正対するように進入
PAPIを目視し進入角を調整

滑走路が見えたら、そこから滑走路に正対するように進入します。また、PAPIも目視し進入角も調整します。
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かなり滑走路をオーバーしています。この時点で速度が82ktなので恐らく減速が足りなかったのでしょう。また、高度が低いのでほぼ水平飛行(もしくは若干の降下)で進入します。

 

滑走路に正対するように進入中です。まだ進入角からは低いので降下も待っている状態です。
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ゆっくり右に少しずつ方位を調整します。まだ低い状態です。
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ここでも2度バンク程度の旋回で正対するように調整します。まだ低い状態です。
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滑走路に正対
PAPIにてパスにのれば適正降下角で降下

この段階で滑走路に正対しました!パスにものったので降下します!左に見えるPAPIが白白赤赤の状態接地速度は70ktを目標とします。
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接地した後、スロットルはアイドルとする
再度、離陸する

接地してスロットルはアイドルの状態です。ここから再度、スロットルを全開にして離陸します。
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先ほどと同様に離陸し、滑走路上を上昇し500ftを目指します。同様に滑走路端を視認します。
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滑走路端を越えると右旋回、目標のヘディング301度

滑走路端を越えたら、同様に10〜20度バンクの右旋回を行いヘディングを271+30=301度になる様にします。速度は、前回と同様に90〜100ktストップウオッチスタート!
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10秒経過で20度バンクの左旋回開始

10秒で、20度バンクで左旋回開始速度は75ktを目標にスロットル調整(ほぼアイドル状態)-500ft/min程度の降下も開始
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旋回、降下中!
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またまた少しオーバーしました、進入速度がまた速かったのかもしれません。高度も低いので維持していきます。
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滑走路に正対する様に進入します、まだ高度が低いのでパスにのるまでは緩やかな降下程度にしておきます。
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滑走路に正対するようにゆっくり旋回
PAPIを目視し適正角にて降下

滑走路に正対したので、ゆっくり機体を滑走路方位に合わせていきます。パスにものっているので適正角で降りれるように降下します。
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このまま進入を続け、先ほどと同様に着陸します!

 

この訓練フライトでは、再度離陸し基本Aの内容をもう一度行いましょう!つまり、基本Aを2回行い、基本Bを2回行い完全停止を実施します。

 

うまく滑走路に正対できるように、以下の調整を行ってみましょう。

滑走路端を越えて右旋回後にしっかり10秒、90〜100ktでフライト
20度バンクでの左旋回で、滑走路に近いと感じたらバンク角を深くする
20度バンクでの左旋回で、滑走路から遠いと感じたらバンク角を浅くする
適切な進入速度で進入する(速度超過している場合は、バンク角を深めにしての旋回で調整)

 

色んなセグメントでフライトの調整が可能です。要は滑走路にスムースに正対しスムースにパスにのって進入・着陸するのが目標です。また、1回目よりも2回目でいかに上達できるか?が重要です。漫然と飛ぶのではなく1回目の反省を活かして2回目はよりスムースに飛べるようにしましょう!


 
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